2011年6月16日

解体作業

作業小屋も一段落したので、旧家屋の解体を進めることにした。

解体について調べたが、そもそも家屋を自力で解体する人が少ないのか(少ないだろうな…)有用な情報の入手が困難であった。WEBや図書館もあまり役には立たない。結構な時間をかけて調べたが、「建物の構造を良く理解し、後はパズルを解くように建築時の逆順に接合部分を離せば良い」という漠然とした期待を大きく裏切る結果しか得られなかった。

気を取り直して道具を揃えにホームセンターへ行ってみると、「どぎゅう(DOGYU)」という、妙な響きの工具が売られていた。「怒技勇」か「怒牛」なのか?なんだか解体がすんなり行きそうな名前だ(気のせいだ)。調べてみると「土牛」という社名だった。

他にヘルメット、ゴーグル、防塵マスクなどを買い揃えて解体現場へ!

まずは安全靴を履く。

この靴は爪先に鉄が仕込まれていて、重量物や落下物から足を守ってくれるそうだ。


「どぎゅう」の威力は素晴らしく、殆どの箇所はこれとハンマーだけで解体出来た。石膏ボード、化粧合板、間柱などを外して行き、強固な柱等はレシプロソーという電動のこぎりで切りまくってやった。日頃の鬱憤と共に壁は跡形もなく消え去った。

こんな壁も

どぎゅー1個でここまで解体できる


なんかすっきり!