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2025年9月1日

進捗具合

 さて、そろそろ飽きてくるかと思われた黄色スズメバチ君であるが、ちょっと飽きてきたのは事実であるものの、それを超える機能と庭の仕上がりにすっかりはまってしまった私である。

荒れ地もちょっと綺麗に

ちょっと芝生っぽく?

最初の2週間ほどはこんな感じで庭の草刈りをしていた。

このような刈り方だと見た目は綺麗なものの、その後の成長も早いため結構な頻度で刈り取らならければならないのである。しかし、まだ黄色スズメバチ君を走らせることに飽きてはいない私は頑張って草刈りをするのである。まあいつまで続くのかは過去を振り返れば容易に想像が……。

と思ったけれどその後も草刈りを奇跡的に続け、手付かずだった草むらを刈り取り、

さらに

その左横の草むらも刈り取る

もう刈り取る草が無い?

勢い余ってロプノールの小屋の前辺りも綺麗に刈って、遠目には芝生のような感じになったか?

ロプノールの小屋の前  

 

さらに、庭の端っこの隣の畑との境界線があやふやだった所も境界杭に沿って黄色スズメバチ君で一気に刈り取る。

へえ、こんなところが境界線だったんだと新たな発見が……、いや面倒だったので放置していただけど。 

隣の畑との間も一気に刈る

 なんかとてもスッキリ!!

2025年8月5日

強力な助っ人 その (2)

我が家は購入した当時は思っていたより広くないなと感じた5200平方メートル余りであったが、いざ住んでみると人の手に負えない広さだと気付くのに時間はかからなかったのである。

ある程度覚悟していた冬の雪かきに関しては、玄関先まで丁寧に除雪してくれる町の行政サービスのお陰で何の苦労もなくやり過ごすことができたが、夏の雑草刈りは想像をはるかに超える重労働であったのである。刈っても刈っても終わらず、刈り取ったところは間髪入れずまた生えてくるのである。無限に続く罰ゲームのようであった。

時々さぼりながらも何とか毎年頑張っていた。

というのも、さぼると翌年に「昨年の分も合わせて頑張って成長するぜ!」とでも思っているのか、ボーボーと生えてくるので結局刈り取る労力は同じであると思い知らされたのである。

その後も半分諦め気分のまま毎年適当に草刈りをしていた。まあ、適度の運動だと思えば健康のためにも、……と思うわけはない……。

それにしてもなんとかこの草刈り作業の労力を軽減できないかと考えていた中で幾つかの候補はあった。そのひとつが今回導入に至った「自走式草刈り機」である。手入れの行き届いた庭園、キャンプ場などであればそれなりに役立つだろうが、我が家のような起伏の激しい土地では構造上その力を発揮出来ないだろうと諦めていた。

しかしである。

「これは意外と使える道具だぜ!」という信憑性に疑問だらけの情報源ではあったが、ひょっとしてこれは使い方によっては我が家でも使えるのではないかと思い至ったのである。

あー、前置きが長い…。

結果は、「使えるじゃないか!びっくりだよん!」であった。

これまでチマチマと草刈りをしていた機械は25ccのエンジン式草刈り機と、その後面倒臭さに負けて購入したマキタ電動草刈り機であった。

そして今回我が家にやって来たブツは、186ccのエンジンを搭載する黄色スズメバチそっくりさんである。

 

エンジンはけっこう大きい
 

たしかに起伏形状ではうまく刈り取れないのだが、一定の草丈で一律に刈り取ってくれるので、見た目は思った以上に綺麗な仕上がりになっている。これは想定外だったかも知れない。

 

背丈の高い草もバリバリと刈ってくれる

デコボコだったけど、何となく平らに…

ふふふ、刈り取ってやったぜ!

刈り終わった庭を見ると、高さを揃えて刈り取られたせいだろうが、作業前より敷地がすっきりとした「平面」になっていた。

うーん、強力な助っ人である。

わ〜い! 

2025年8月3日

大収穫祭

 なにげなく庭を見るとそこにはスモモがたわわに実っている。これまでもこの季節になると赤い実が目を楽しませてくれるだけでなく、初夏の味わいをもたらしてくれる。

艶やかさが引き立ちますね
 

頬張ってみるとその甘酸っぱい味は、しばらく前にあの冬の厳しい寒さがここに居座っていたことなどすっかり忘れてしまいそうになるには十分ですね。

たわわも実りすぎて落下……
 

籠いっぱいに採ってはみたものの、もうお腹いっぱいです、はい。

2024年1月1日

謹賀新年2024

 今年も天候に恵まれ、初日の出を見ることが出来ました。

すぐ横に雲が迫っているが

 
初日の出には影響無し
 

いつもと変わらず、いつもの場所からの初日の出。

南の方から黒い雲が迫っていたものの、日の出には掛からず綺麗に見えました。

むふふふ

今年も美味しいお酒を飲みながら気分爽快な新年の朝を迎え清々しい気持ち!

夕方になりロプノールと散歩に出かけたら綺麗な夕日が見えたのだけど、その後

北の空だけやたらと赤く染まっているではないか。ひょっとして低緯度オーロラなのか?

低緯度オーロラ?

だと良いね!!

 

 今年もよろしくお願い致します。


2023年1月1日

謹賀新年2023

天気予報では曇りだったが元旦の朝になってみると空には雲が多いもののなんとかなりそうな気配。

6:50頃、雲の切れ目からサンピラーが出た直後に初日の出を見ることが出来ました。

写真写りは悪いけどサンピラー

スマホの露出計算が変だけどちゃんとした初日の出

ロプノールもじっと見る初日の出

ものの5分程で雲に隠れてしまった

 今年も綺麗な初日の出を見ることが出来て新年の始まりを清々しく迎えられました。

年の始まりを美味い酒で!

 本年もよろしくお願い致します。

 

2022年1月1日

謹賀新年2022

 今年も天候に恵まれ、初日の出を見ることが出来ました。

初日が顔を覗かせて

地面と雲の間から顔を出しました

 天気予報では晴れであったけれど、空を見ると薄曇りの気配が漂っていた。しかし、日の出の時刻になると地平と雲の間がぽっかりと開き、初日の出を拝むことができました。

 この冬は例年より気温が低いようで、元旦には最低気温が-18.8℃でかなり冷え込んでいる。

ただ、風も無く凛とした空気が辺りを包んでいて、寒さも忘れ清々しい新年の朝であった。 


今年もまた特別なお酒で……

 年賀状をやめて2年目。

出さないことに一抹の違和感を憶えながらも、やがてこれが普段になっていくのだという思いと同時に愁眉を開く自分がいることに気付く。

元旦のお酒、今年はアイラウイスキー。

初めて出会ったのは、丸の内の会社で働いていた頃に、内神田までちょっと足を伸ばした所にあった英国風ショットバーと名乗りながらも中身がアイリッシュバーというお店であった。ウイスキーメニューの中に「アイラ」というのがあり、それを頼んでみるとそれまで飲んだことが無いような強烈な香りみ包まれたなんとも言えない存在感の塊のようなものであった。

 アイラ島の中にあるウイスキー醸造所で作られるウイスキーの総称らしいが、それぞれ個性が際立つものばかりである。

その中でもBowmore、Laphroaigがお気に入りです。

 

今年もよろしくお願い致します。

2021年3月5日

スノーシュー散歩

我が家の周囲は360度牧草地と隣接しており、雪が積もると玄関からダイレクトに雪原へ歩いて行けるのである。 

気が向いた時にいつでも歩けるようにスノーシュー一式を玄関に用意しており、今日もフラリと4Km程誰もいない雪原を歩いて来た。

牧草地をテクテク歩く

自分の足跡だけが延々続く

誰もいない雪原をのんびり歩くのはとても気持ちが良いのだが、こんなことをしているのは他に誰もいないので、広大な雪原には私の足跡だけが延々と続くのである。

 こんな素敵な景色を独り占めに出来るのは贅沢なんだろうな……。

小高い丘に沈み始める夕日
日が沈み残光が


裏の牧草から我が家の庭木越しに見える夕日

1時間以上も歩けばもうヘトヘトである。おまけに汗びっしょりになるので、急いで戻ってシャワーを浴びて、冷たいビールをグイッと!

うへへ。

2021年1月1日

謹賀新年2021

 今年も素敵な初日の出を見ることが出来、また新しい予感のする新年を迎えられました。

初日の出


いつものところから御来光が

新年を祝って、あの特別なお酒で

玄関から見える雌阿寒岳と阿寒富士

昨年はいろいろ思うところがあり、今年から年賀状を書くことをやめましたが、今年も皆様にとって良いお年でありますようにと願う気持ちに変わりはございません。

 

本年もよろしくお願い致します。

2020年11月6日

森林伐採

 昨年は北側の広大な森林が伐採されたが、今年は東側の森の伐採が始まったのである。

 北側の伐採は、冬期の風向きが微妙に変化して雪の吹き溜まりが出来易くなるなど、あまり好ましい変化では無かったのだが、東側の伐採はどちらかと言えば歓迎すべきものであった。

この辺りでは年間を通して西風が多く、時々北風が吹くといった具合なので、東側の森が無くなったところで生活に大きな変化は無い。それどころか、その森が遮っていた風景が良く見えるようになるという嬉しい副次的な恩恵がある。

それは、

我が家の東側に見えるはずの阿寒富士

 雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士の3つが我が家の東側に位置するのだが、我が家とこの山々との間にはやや標高の高い場所に森があり、そのせいでさっぱり見えないのである。

冬になると、落葉のせいで森に隙間が出来るせいなのか、なんとなくその姿を見ることが出来たのであるが、まあ見える内に入らないな…。

9月のある日、何となく東側の方から木を切るような大きな音がし始めた。音はするけど姿は見えず、どこをどうやってきるのかさっぱり分からなかったのである。

数日後、巨大な伐採マシンの姿が見えたと思ったら、あれよあれよと言う間に視界に入る木々が伐採されて行ったのである。

やや高い所にある森林

何となく間引かれたよう

さらに木が減った

斜面に道が出来ていた

森の手前側の伐採が終わった頃から、斜面の辺りが姿をあらわして作業車が見えるようになり、さらに斜面を掘削して重機が通ることが出来る道幅の道路が出来ていた。道路が出来ると後は一気に伐採が進み、かなり視界が開けた状態になったのである。重機ってすごいな…。

さて、最大の関心事である阿寒富士の眺望だが、こんな感じ…。

刈り残しの木が邪魔

 期待通り、玄関を開けたら目前に阿寒富士が姿が見えるようになった。しかしである、その姿は数本残った木々に邪魔されてしっかりとは見えないのである。なんであそこだけ切り残したのかな…。

よく見ると、カラマツなどの木材としての価値のある木々だけが伐採対象だったようで、雑木である広葉樹はそのまま残して行ったようである。

このまま冬になれば邪魔な広葉樹の葉も落ちてもう少しだけ見通しが良くなるかもね。

 

2020年1月5日

むさぼり食う奴

我が家のリビングの窓のすぐ側に小鳥用の給餌台があり、庭に目をやるだけでバードウォッチングが出来てしまうのである。

上段は風雨を避ける防水屋根付き給餌皿があり、その下に脂身などを網で囲った餌場を設けている。どちらも小鳥用なのだが、時折中型の鳥もやって来るのである。ミヤマカケス、ヒヨドリ、カラスなどである。中型の鳥は概ね警戒心が高く、あまり給餌台の上にいるところを見かけない。

かたや小型の鳥はというと、最初は警戒心らしきものを持っているのだが、そのうち人が近付いても逃げたり逃げなかったりと微妙な距離感を保つのである。コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどである。これらは、腹が減っているときだけなのかは知らないけれど、手に餌を持ってじっと立っていると、あたかも飼鳥のように手に乗ってくるときさえある。なかなか愛嬌のある鳥である。


2段構えの給餌台
ここにやって来る鳥は概ね種類が決まってしまっているのだが、今年はアカゲラがやって来たのである。人間の目に触れにくい庭の隅などいるのは知っていたが、今年は食べ物が少ないからなのか、警戒心の欠如した個体がやって来たのかは知らないが、いつもと異なる顔ぶれにちょっと楽しくなってしまったのである。

アカゲラ(キツツキ)
最初の頃はそれでもある程度警戒心をむき出しにしていたのだが、背に腹は代えられないのか至近距離まで近づかない限り逃げなくなったのである。お陰で簡単にアップで写真が撮れたよ。

眉毛が凛々しい
なんか眉毛が凛々しいアカゲラである。そう言えば、こいつも眉毛が凛々しかったお陰で保健所から保護されて生き延びたんだよな…。
眉毛のお陰で命拾いしたぜ!
この給餌台は設置する場所をやや間違えてしまい、ロプノールの手の届く所に立ててしまったのである。過ちに気がついた時は既に地面が凍結しており、場所の移動が困難になっていたのである。ま、いいか。

必ず逆立ちで食べるゴジュウカラ
ロプノールと鳥は、食べ物を取り合う間柄では無いので、互いに至近距離まで近付いても基本的には知らん顔をしている。コガラなどは、地面に落ちた餌などもロプノールを気にせず食べているが、このゴジュウカラだけはロプノールの何かに引っかかりがあるようで、ゴジュウカラにだけは吠えるロプノールである。

逆立ち食いが気に入らないのか?
行儀の良いコガラ
食べ物を取り合わないと書いたが、先日の強風のとき、この網が風で落下したことがある。そのときロプノールは棚ボタ式に上空から脂身が降って来たので、必死でこの脂身を貪り食い、さらにその残りを穴を掘って埋めていたのである。

最初、私は脂身はカラスか何かに持って行かれたのだと思っていたのだが、お昼過ぎの彼のオヤツの時間なのかロプノールは地面から脂身を掘り出しておもむろに食べ始めたのである。もちろん、私に思いっきり怒られて脂身も取り上げられ、鳥に返却させられたのである。とても不満そうな顔をしていたが、鳥のおこぼれをもらうんじゃない!

それはそうと、この脂身にしろナッツ類の餌にしろ、小鳥相手の時は消費量も大したことは無く、時々餌を追加してやるだけで済んでいたのだが、このアカゲラが来るようになってから様子が変わったのである。

アカゲラは小鳥と違い、まるでロプノールのように脂身をむさぼり食うのである。お陰でかなり頻繁に餌を追加しないと追い付かないのである。

うむ、バードウォッチングを優先するべきか餌の消費を考慮すべきか…。

2020年1月2日

謹賀新年2020

初日の出2020年
今年はちょっと霞んだ初日の出だったが、いつものように森の隙間から欠けること無く昇って来ました。

例年とは違い雪がとても少なく、年末には季節外れの雨が降ったことも重なり、いつもの白銀の世界では無かったものの、相変わらず美しい景色に囲まれて暮らしていることに感謝しています。

今年もよろしくお願い致します。

2019年7月31日

豊作 (3)

スモモ、グリーンピースの豊作が続き、いよいよその次の豊作物である。

それは…、あの植物が豊作なのである。アレとは何か?こんなところに書いても良いのか?どこからか誰かがやって来ないだろうか?

そんなことを気にしていては先へ進まないので、ここはみんなで一致団結してアレを収穫しに行くのであった。 平均年齢がたっぷりの大人達が事前に得ていた情報に基づき、車に分乗して我先に例の場所へ向かうのである。中には収穫を期待してトラックでやって来る者までいる始末である。

その情報の精度は高く、さすが高度な情報収集能力と設備、そして大掛かりな組織を持つ者共である。現場に到着するやいなや早速アレを発見するのであった。
豊作なアレ
ここにもあそこにも!
トラックの荷台に積み込む
もう取り放題、積み放題である。ものの40分程で辺り一帯のアレを取りまくり、根こそぎ取ってトラックに積み込んだかと思うと、足早に次の現場へ向かうのであった。


ここにもたっぷりある
次の現場は先程とは違い、見晴らしが良い開けた場所なのである。おまけに道路沿いなので通行人の目が気になるのである。ドキドキ、ハラハラ…。
突然やって来たパトカー
収穫も佳境に入った頃、どこからともなく一台のパトカーがやって来たのである。私は反射的にアレの葉の陰にそっと身を潜めるのであった。

さて、さらに次の場所でも大量に収穫出来たので重量を計ってみると、2台のトラックで運んで来たブツは、なんと275Kgもあったのである。

豊作!

ぼやぼやしている場合では無いので、すかさず次の作業に入る私達であった。

次の作業とは、「刻む」のである。

この植物は生のままだとどうしようも無いので、ある程度乾燥させた後は、切り刻んで細かくするのである。今回は275Kgという途方も無い量なので、重機を使って粉砕機の入り口まで運ぶのである。粉砕機に入ったアレは、轟音と共に細かく砕かれ、燃やして楽しむのに適した葉っぱの大きさになって出て来たのである。

トラックの荷台から粉砕機までつまんで運ぶ重機

粉砕されたアレをトラックで運ぶ

そして、粉砕されたアレを大量に積んだこのトラックの行き先は…。
他の焼却ゴミと共に奈落の底へ…
大きな口を開けた底が深い穴の中へと放り込まれたのである。

そう、ここはゴミの焼却場である。そして放り込まれたアレとは、「大麻」であった。


なぜこんなことをしているのかと言えば、それは「野生大麻撲滅運動」という、毎年行っている町内に自生する野生大麻をみんなで頑張って絶滅を目指し、警察官、保健所職員、役場職員達の立ち会いの元で、採取からゴミ焼却場で焼却するまでを行ったということである。

参加してみて初めて野生大麻がどんな物なのか理解が出来ました。

私は植物の見分け方がさっぱり分からなかったので、最初はどれが大麻か良く分からず、適当に引っこ抜いて持って行ったら「ああ、それはヨモギだよ」と言われ、並べて見ると全然似ていないヨモギと大麻を混同する私の行動に一抹の不安を覚えながらスタートしたが、ものの10分程でちゃんと見分けが付くようになったのであった。

この日以降、草むらの近くを通ったら何となくアレが生えていないかと目が追ってしまうのである。