上段は風雨を避ける防水屋根付き給餌皿があり、その下に脂身などを網で囲った餌場を設けている。どちらも小鳥用なのだが、時折中型の鳥もやって来るのである。ミヤマカケス、ヒヨドリ、カラスなどである。中型の鳥は概ね警戒心が高く、あまり給餌台の上にいるところを見かけない。
かたや小型の鳥はというと、最初は警戒心らしきものを持っているのだが、そのうち人が近付いても逃げたり逃げなかったりと微妙な距離感を保つのである。コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなどである。これらは、腹が減っているときだけなのかは知らないけれど、手に餌を持ってじっと立っていると、あたかも飼鳥のように手に乗ってくるときさえある。なかなか愛嬌のある鳥である。
2段構えの給餌台 |
アカゲラ(キツツキ) |
眉毛が凛々しい |
眉毛のお陰で命拾いしたぜ! |
必ず逆立ちで食べるゴジュウカラ |
逆立ち食いが気に入らないのか?
行儀の良いコガラ |
最初、私は脂身はカラスか何かに持って行かれたのだと思っていたのだが、お昼過ぎの彼のオヤツの時間なのかロプノールは地面から脂身を掘り出しておもむろに食べ始めたのである。もちろん、私に思いっきり怒られて脂身も取り上げられ、鳥に返却させられたのである。とても不満そうな顔をしていたが、鳥のおこぼれをもらうんじゃない!
それはそうと、この脂身にしろナッツ類の餌にしろ、小鳥相手の時は消費量も大したことは無く、時々餌を追加してやるだけで済んでいたのだが、このアカゲラが来るようになってから様子が変わったのである。
アカゲラは小鳥と違い、まるでロプノールのように脂身をむさぼり食うのである。お陰でかなり頻繁に餌を追加しないと追い付かないのである。
うむ、バードウォッチングを優先するべきか餌の消費を考慮すべきか…。