突然、1本の電話がかかって来た。用件は、「お宅のスモモが良い感じに熟しているのだが、分けてもらえないだろうか?」ということであった。
スモモ?そう言えば、庭の片隅に大きなスモモの木があったよな。春先には花も咲いていた。去年は何も実らなかったが、今年は結実したんだろうか?毎日現場に通っているけど、全然気が付かなかったな…。
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我が家の庭のスモモの木 |
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既に実が落ちている |
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良く見ると豊作ではないか! |
良くみると、足元にはバケツ1杯程度の実が既に落ちていた。この木はそれなりに大きく、かなり上の方まで実がなっている。てっぺんの実はどうやって採れば良いんだろうか?実はジャムにはできるのかな?他に加工方法はあるんだろうか?
約束の時間になると、我が家のスモモの結実情報を教えてくれた人が現れた。挨拶もそこそこに、車から採取道具を取り出し収穫が始まったのである。
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車から道具を取り出して |
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スモモの枝を叩く |
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みんなでワイワイ |
前回、巨大ハシゴを下さった人達にも声をかけて、都合3家族で突然のスモモ狩りが始まったのであった。実の数は100個や200個などでは無く、1000や2000個は十分越えている。
結局、20Kg入りの袋が数個、大型カゴに1杯、バケツに数杯、そして皆の口にたくさん消えて行った。
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翌日もこの程度の収穫量が… |
青い未熟な果実は塩漬けにして保存食に、いわゆる梅干しのような加工方法らしい。赤い完熟の実は、そのままでも美味しいし、ジャムや果実酒になるそうだ。
翌日も大型カゴに一杯の実が収穫出来、しばらくバケツ数杯ずつの収穫が続きそうである。我が家にこんな有益な木があったなんて信じられない!
辺り一面スモモの甘い香りがいつまでも漂っていた…。