北海道に来てからも特にその認識具合に変化は無かったが、最近なかなか性能の高い製品が出回るようになって来たのでちょっと興味が湧いて買ってみた。
最近の普通のライトは50〜100lm(ルーメン)で、一昔前の懐中電灯に比べれば格段に明るい。しかし、今回思わず買ってしまったものは、なんと2,000lmという代物であった。この手の商品には誇大広告はつきものなので、せいぜいその数分の一の明るさしかないと思いながらも、CREE社のXML-T6というLEDを使っているらしいので相当明るいのではないかと思い買ってみた。
結果は、明るさは十分あるものの色温度が高過ぎて青白い光が照射されるので、路面の凸凹が視認し難いものであった。もう少し色温度を下げてくれれば使い勝手が良くなるのに…。それでも、ライト自体には特に不満も無く、電池も充電式で無駄が無いしこれからも役に立ってくれるだろうと買ったことに満足していた。
それより気になったのは、このライトに採用されている電池の種類である。通常は単1、単2、単3などの乾電池や専用の充電式電池などが使われているが、これは「18650」という聞き慣れない規格の電池が使われていた。充電器とスペア電池が同梱されていたので特殊な規格であっても困ることは無いが、こんな規格の電池があったとは知らなかったなあ。
左から、単3エネループプロ、18650、単3エネループ |
直径も大きい |
サイズは、単4電池が10 x 43mm、単3が 14x50、単2が25x50、単1は33x60。これに比して18650は、18 x 65mmであった。(単3と単2は長さが同じなので、単2が無い時は単3電池がそのまま機器に使える。非常時に便利かも)
気になる電池容量だが(いや、別に気にならなくても良いが…)、18650にも色々種類があるようで、1500mAh程度からこのUltraFireのように4,000mAhのものや、最近は5,000mAhのものまであるらしい。起電力は、単1〜単4の乾電池が1.5V、エネループなどのニッケル水素電池が1.2V、そしてこの謎の18650は3.3Vである。