2018年7月23日

親切な表示

先日、全面ガラス張りの建物内に用事があったので行ったときのことである。遠目に見ればなかなか透明感が押し出されており、良いデザインとは思わないけれど新しさだけは感じられた。

全面がガラスなので、そこに設置されている入り口もガラス戸なのでパッと見では入り口が分かりにくいのである。そこでこの建物では「入り口 こちらです」という案内が貼られているのである。

親切な表示
私は当然にように、この張り紙のあるドアの前に立ったのである。

すると、意に反して開いたのはその右側のドアであった…。

開くのはこっちのドア!
この貼紙の意図がさっぱり理解出来ない私であった。

なぜ左側に貼紙をするのであろうか?右側にだって貼れる余地はあるし、そちらの方が直感的に分かりやすいのではないだろうか?もし左に貼るのであれば、せめて「こちらです」と書かれた赤いラインは右側を指し示す矢印であるべきではないのか?

それとも、最近のユーザーインターフェースはこう言うのが流行っていて、私が時流に乗れていないだけなのか?

謎は深まるばかりであった。