2020年5月25日

春の芽吹き

普段の生活と巷で流行っている自粛生活との境目が朧気な今年の春である。

連休明けからいつものように春の芽吹きが凄い勢いでやって来た。スモモと山桜、ツツジと千島桜が同時に咲き始め、裏庭には絶滅希望種のフキノトウ、昨年の伐採からのサバイバーであるタラノメなどが無数に顔を出している。

どっちだろう?
スモモ
山桜かな?
タラノキの巨木とサバイバー達
昨年、剪定を失敗したチシマザクラ
今月10日頃には南側の庭の行者ニンニクが食べ頃になり、50本のうち1/3程を収穫し美味しく頂きました。

南の庭
さらに20日頃になると、今度は北側の庭から100本程のニョキニョキと出て来た。
あたり一面の行者ニンニク
中には密集して生えている奴等も…
45本を洗って、サッと湯がいて
クルクルッ
食べやすいように、葉を一枚毎に割いて葉から順にクルクルと巻いて行く。そしてそのまま漬け汁へと投入し、茎の中まで味が染み込むまで冷蔵庫で寝かせれば、極上のおツマミの完成である。

北海道の人は「めんみ」という北海道限定品のめんつゆに漬け込むことが多いが、これは口当たりは悪くないものの、甘みが強すぎて酒の邪魔をするのである。私は濃縮タイプのカツオだしを加えることによって甘みを抑えている。

中までしっかりと味が染み込んだら、他の材料と合わせておツマミにするのだが、最近はグリュイエールチーズと合わせて食べるのがお気に入りである。

もう、ワインが凄い勢いで減っていく…。