今年はいつになく自然環境に変化があるように思うのである。
気候変動の影響がどれほどであるのか定かでは無いにしろ、これまでの経験則から大きく逸脱するような変化が身近に感じられることが頻発し既に不感の域に達しようとしているのかも知れない。
先日はオオスズメバチが庭のどこかに営巣したようで、私が庭を歩いているとどこからともなく現れて空中でホバリングしながらこちらをじっと見るのである。つかず離れず追って来るこのハチは、私が立ち止まると近くの壁に張り付いてこちらをまた見るのである。お陰でその姿をはっきり見ることができ、さらにはその大きさまで正確に把握できた。 把握できたところで嬉しくも何もないけど…。
自助努力で対処できるものではないので役場に駆除を依頼する羽目になった。
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パトカーみたいだけど、ある意味緊急車両だな |
駆除用の道具一式を積載した白黒の車がやって来てとても手際良く駆除作業を始めてくれたんだけど、その日は気温が全国で一番高い日であった。それにも拘わらず分厚い防護服に身を包み完全武装で挑んでくれ、ありがたいと思う反面その姿を見ているだけでこっちの暑さが倍増したのである。
その後暑さも一段落したようで、北海道本来の涼しさが訪れていたなと感じていた矢先、今度はアレが出てきたのである。
それは……。
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こんなのを排泄するヤツ |
いつものようにロプノールと散歩をしていると、デントコーンというトウモロコシ畑の横を通ったとき道のど真ん中にモッコリとした黒い物体が見えたのである。そのブツはキツネや鹿、アライグマなどではなくもっと大きな動物の排泄物であるのが一目瞭然であった。その脇には踏み潰された草が点々と続く足跡らしきものが続いていた。
そのまま引き返したのは言うまでもないけど、明日からどうしよう……。