トリマー |
3万回転で回る刃先 |
これはトリマーと呼ばれるもので、溝を掘ったり角を削ったりする機械。中央の軸が毎分3万回転(自動車のエンジンの10倍速程度)して刃先をすごい勢いで回しながら木を加工する。高速で回転するのは、切口を綺麗にするためと加工精度を上げるため。
削った溝にピッタリはまる角材 |
ただし、この機械の発する騒音は凄まじいものがある。キーンという高音で脳に突き刺さるような不快な音だ。耳にも相当悪いであろう。取扱説明書にも「耳栓かイヤーマフを装着するように」と書かれている程だ。
耳栓 |
次は穴開けマシンである。既に電動ドリルがあるので、穴を開けるのは簡単にできる。しかし、材料に垂直に深い穴を開けるのは意外と難しいのである。厚みのある材木の裏と表に印をつけて穴を掘ってみると、必ずと言っていいくらいずれる。1mmや2mmどころではない。
そこで見付けたのがこの機械である。
質実剛健なデザインと無骨な色である。センスのかけらも無い。1000年くらいモデルチェンジを受けていないような奴だ。
これを設置した途端、私の作業場所は「工房」から「工場」へと一気に変身してしまった。
対象が斜めでも大丈夫 |
秘密兵器 |