2012年3月20日

地吹雪

今朝は天気があまり良くなかったが、もう冬も終りだし大丈夫だろうと思って現場へ行ったのであった。
敷地の入口と我が家の稼ぎ柱(電信柱とも言う)
現場に近付くにつれ風が段々強くなり、周りの雪を巻き上げて吹雪いていた。嫌な予感がしながら現場に到着すると、敷地の入口が吹き溜っており道も何も見えない状態であった。もちろんゲンヤー号で入ることもできず、歩いて行くことさえ不可能な程であった。

敷地から見た町道側
数分後には路面も見えなくなる
積雪量は大したことは無く、せいぜい30cm程度。しかし、風が強いのと殴り付けるような雪とで歩くのもかなり辛い状態である。車を降りてこのまま歩いて行くと、敷地内で遭難してしまいそうだ。こんな所でくたばっていても誰も気が付かないよな…。

あ、あそこまで辿り着ければ…。

70m先には小屋が見えるが、ただ敷地内に建っているだけの小屋なのに雪山の避難小屋に見えるぞ。除雪車が積み上げてしまった雪塊と吹雪のせいで、とても積雪30cmには見えない景色だ。



6Km離れた市街地まで行くとこんな感じで晴れている。ちょっと風が強いだけだ。前方には大型の除雪車が見えるが、市街地がこんな状態だと除雪に来てくれなさそうだな。

はるばる42Kmも走ってやってきた現場であるが、敷地内に一歩も入れないまま退散することになった。こんなことは初めてである。本当に住めるんだろうか?

家を建てる前に、除雪車を買うべきなんだろうか…?

吹雪の中を走り抜けたゲンヤー号