昨年、
原野の師匠に確保してもらったお宝を頂きに、この連休を利用してゲンヤ〜号の故郷へ行くことになった。ゲンヤ〜号にとって久しぶりの帰郷となるので、せっかくだから洗車をしたのであった。
天気も良く、春らしい暖かさになってきたので気持良く庭先で洗っていた。雪と泥でかなり汚れていたゲンヤ〜号も、たっぷりの水で洗われてすっかり綺麗になった。実は、ここの水道は北海道100名水に選ばれた水である。おまけにその水源地から一番近い水道管が我が家へ継っているのである。もちろん洗車には何の関係もないが、某所のように薬臭い水道水で洗うより何だか気持が良い。
いくら暖かくなって来たとは言え、つい先日まで雪に覆われ地面が凍結していた所である。そう、気温の上昇で地中の水分が融けて空間が出来てしまい、
スポンジのようなフカフカになっていた。そこへ車を乗り入れ、あまつさえ大量の水をかけるという愚行により、結果として車はタイヤの半径ほど沈んでしまって身動きが取れなくなってしまった。まるで田んぼの中に車を投げ込んだに等しいことをしてしまったのである。
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タイヤのめりこんだ跡(翌日撮影) |
30分以上奮闘したがどうにもならず、涙目で歩いて1Km離れた隣家へ車を借りに行った。
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隣家の4WD車 |
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引き上げられたゲンヤ〜号と蛍光色の牽引ロープ |
お蔭様で無事に引き上げられたゲンヤ〜号であるが、泥沼からの脱出で泥まみれになってしまった。洗車の意味が全く無い。
翌日、気を取り直して雪がちらほら残る阿寒横断道路を越え、原野に向かって快調に飛ばすゲンヤ〜号であった。
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途中の雌阿寒岳と阿寒富士 |
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お宝、お宝! |
師匠達とランチを食べて、今回も色々な事を教えてもらい、すっかり家作りに自信を取り戻した私はゲンヤ〜号にお宝を満載して帰路に着くのであった。
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お宝を満載! |
こんな大荷物を積んだまま帰宅できないので、途中で現場に寄る。結局、夜中に到着してしまい、暗闇の中を怪しい部材を解体中の家の中に運び込むと言う大変怪しい挙動の私達であった。近所の人が見ていなければいいんだが…。