2012年7月14日

ホットスポット

いつものように作業を終えて帰路に着いた頃、西の空に怪しい雲を発見。走るゲンヤー号の窓から撮影してみたが、何だか良く分からない。
そこで車を止めてじっくり観察してみたのであった。

ゲンヤー号の車窓から
雲?
コンパクトカメラの自動露光なので2枚の写真の雰囲気が全然違うが、ほぼ同時刻に同じ方角を撮影したものである。飛行機雲なのか?それとも普通の雲が変な形になっているだけなのか?

と思いながら眺めていると、

怪しい光が…
そいつは突然光った。

ズームイン
結構長い間、それは光り続けて森の奥に消えていった。

そういえば、この場所は先日サンピラーを観察した場所じゃないか…。

分かりにくいけど、サンピラー
そこに何かあるのか?この山の名前は、ヒガシヌプカウシヌプリ山である。この近辺で一番名前が長い山だ。不思議な現象を呼び起こすのにふさわしい名前だ…(本当か?)


まぁ、山の裏に太陽が沈みかけている時に、そこを飛行機が飛べば飛行機雲が目立ち、飛行機の側面と太陽の角度が合えば反射して光っているように見えるし、上空に塵や氷粒が舞っていればサンピラーが現れるという、ごく普通の物理現象が起こっているに過ぎない。

でも、それじゃあつまらないから、ここは「不思議な景色が多発するホットスポット」ということにしておこう。

ちなみに、私が立っている場所は1968年に廃線になった鉄道が通っていた場所だ。北海道には色々な鉄道跡があるが、この鉄道は他のものと一線を画しており、なかなか興味深い鉄道である。
隣町で静態保存されている