2012年7月11日

藁塊作成作業一区切り

今年の春先、まだ雪が残る中を防寒具を着込んで謎の機械を修理していた。修理してもしても、更なるトラブルを呼び込むばかりで一向に前へ進まず途方に暮れる日々を送っていた。
修理の修理をしている頃、雪も無くなり辺りは新緑に包まれ始めていた。やっと本来の修理を始めた頃には桜が咲き乱れ、畑の農作物も成長を始めたが、藁塊作業はまだまだ先の見えない段階であった。

藁塊が初めて顔を見せたのは6月に入ってからであり、周りは既に初夏の様相であった。気持は焦っているが作業は全然前に進まない、そんな日々であった。

しかし、ついに、やっと、なんということでしょう、本日めでたく18個のロールを全て消化し、大量の四角い藁の塊が出来上がったのである。わ〜い!

作業に一区切りついたと言うことで、近所のモール温泉に入って汗を流し、お気に入りのレストランで食事をして、家で祝杯を上げたのであった。


最後のロールをほぐして

いつも通り押し出して
最後の塊を吐き出した
18個、重量にして6トン。最初のロールをほぐし始めた時は、時間と体力を途方もなく消耗し、こんなもの人力で出来るはずは無いと思い知らされそうになった。しかし、ロールの5個もほぐした頃には、何とかコツが掴めるようになり、最後の方は慣れた手つきで作業を進められるようになった。人間、慣れれば何でも出来るようになるものである。


床の構造材とゲンヤー号
家の方は、床の補強も着々と進み、床下の構造材を運び込む段階まで進むことが出来た。あとはこの上に幾つかの作り込みをして藁塊を積み上げるだけだ。

やはり家は、壊す作業より作る作業の方が断然楽しい!