7月1日は近所にある「アイヌ発祥の地」でパラトコタン祭があったので、今年も見学に行って来た。観光地にあるアイヌ文化紹介の催し物とは異なり、こちらは一般人も観客として近くで見ることは出来るものの、彼等の日常生活の礎としての祭である。
顔が写るのを避けたため、閑散とした写真になっているが、実際は大勢の参加者がいて盛況(
と言うのか?)であった。
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火床と儀式に使う道具類 |
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右側の盛り土部分は祭壇に相当するもの |
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祭壇で神に祈る |
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イナウ |
祭壇に相当する部分は盛り土のように他所より一段高くなっている。そこにイナウと呼ばれる、それぞれが神を表す木の棒のようなものが何本も立ててあり、代表者がそこでカムイ(神)に祈る厳かな儀式であった。正確に言えば、祭壇は特定の場所を指す訳ではなく、この森全体が祭壇に相当するのだそうだ。
残念なことに、再三の注意を受けたにもかかわらず祭壇に無断で登って撮影をする、ちょっと思考能力が欠如した60歳前後の撮影グループがいて非常に不愉快であった。あんた達は寺や神社へ行っても祭壇や祠に平気で登って記念撮影するのか?少し考えれば分かるだろう?
さて、藁塊作成作業であるが、今週は晴天と追加の労働力に恵まれ一気に進んだ。18個あったロールも残すところ3つになり、それと同時に藁塊の山が出現した。
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藁塊の山と今年収穫の牧草ロール |
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藁ロールはあと3つ |
先日まで機械の修理のための修理をしていたのが嘘のようだ。途中何度か不具合に直面したが、ここまで来ればもうゴール目前である。あと2日程度で完了するであろう。
わ〜い!