毎年この時期になると北海道電力から「土地使用料」が振り込まれる。我が家は敷地内に3本の電信柱があり、毎年高額(ウソ)の使用料を稼ぎ出してくれるまさに「稼ぎ柱」なのである。
2009年に会社を辞めてからと言うものの、働く間を惜しんで全力で遊んでいるので私の収入はこれが全てである。この振り込まれた金額を月々の電気料金として支払に当てているので、1年間をかけて同じお金が我が家と北海道電力の間を行ったり来たりして減りも増えもしないという、世界最小規模のミクロ経済を構築している。素晴らしい!
土地使用料の口座振り込みに関する通知書 |
なぜこの時期に振り込まれるのかは知らないが、前年中に支払った電気代がまるでお年玉のようにもらえるので、大変嬉しいのである。わ〜い!
念のために各月の請求額を計算してみた。左の数字は月。
- 1KWh未満 310円 消費税15円 合計 325円
- 1KWh未満 310円 消費税15円 合計 325円
- 1KWh 638円 消費税31円 合計 669円
- 1KWh 638円 消費税31円 合計 669円
- 1KWh 638円 消費税31円 合計 669円
- 1KWh未満 310円 消費税15円 合計 325円
- 1KWh 638円 消費税31円 合計 669円
- 3KWh 674円 消費税33円 合計 707円
- 3KWh 674円 消費税33円 合計 707円
- 10KWh 796円 消費税39円 合計 835円
- 8KWh 758円 消費税37円 合計 795円
- 7KWh 723円 消費税36円 合計 759円
合計 7,454円
が〜ん!収入が6,000円しかないので支出の方が多いではないか…。もう1本電柱を立てるか…。
でも、こうやって電気使用料を見ていると、1月2月は寒くてほとんど作業していないのがわかるし、3月から気温が上がって階段を作ったりしていたのがわかる。夏は夏で暑いからと言いながら大して働いていないのがバレているし、10月から必死で天井を作り始めたのがわかる。6月はあの機械で稿塊を作っていたので、建築現場にはあまりいなかったようだ。
ちなみに、この電気使用契約は工事現場ではあるものの家屋が建っているので仮設電力の契約では無くいわゆる本契約を行っている。従って、料金も従量制だし単価も一般家庭となんら変わることはない。おまけに使用量が1KWh未満の場合は基本料金が半額になる恩恵も受けられる。
家が完成して住み始めると使用電力は大幅に増えることになると思うが、新兵器導入でこれを何とか制御してみようと考えている。新兵器は現在作成中である。