発達した低気圧が2つ合体し、台風並の勢力で北海道を襲った翌日、庭の被害状況を確認してみると結構大変なことになっていた。比較的太めの木が折れて古い倉庫にもたれかかっている。
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2本? |
良く見ると、折れた木が倉庫の屋根を越えて反対側に着地したようだ。お蔭様で倉庫の屋根はちょっとへこんだだけでほぼ無傷であった。この折れた木の下半分を探しに行くと、とりあえず地面に生えていた。
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上半分が飛んで行った |
さらに奥を見ると、どうやら木が倒れて隣の木の上半分をなぎ倒していたようだ。
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傾いている木 |
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地面が! |
木はしっかり根付いていたが、風の強さの方がそれを上回り文字通り「根こそぎ」木を倒した様である。幹の周りの雑草や石までもが持ち上がっており、なんだか異様な光景であった。
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石も一緒に |
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根こそぎ |
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隣の木をなぎ倒している |
この辺りは西風が強い地域なので木には西方向への耐性があったようだが、今回のような北風には踏ん張りが足りなかったようである。可哀想ではあるが、なす術が無いのでこのまま枯れるのを待つだけだな…。
奥に見える開けた部分は、この春にばっさりと切られた森の跡である。あの森があれば今回の被害は無かったんだろうか?