のっぺりした壁(2年前) |
フルレンジユニット |
と、長年のオーディオ愛好者のようなことを言っているが、実は先日コストやサイズの制限が無い、いわゆる本物のスピーカーユニットを譲ってもらい朝から晩まで毎日聴いていたのである。ひとつが35Kgもある巨大ユニットで、全ての音域で奥行きが深く、実に素晴らしい音を奏でる。特にクラッシックに最適で、時間の経つのも忘れてしまうほどである。これを機に、クラッシックはmp3ではなくflac形式で聴くことにした程である。ということで、オーディオ愛好歴が3ヵ月の私であった。
こんな背景もあって、2年も前に買った100mmユニットは巨大スピーカーの対極を行くようなシステムにしようと決めたのであった。その答えが平面バッフルということであった。ネットで検索するとマニアと呼ばれている人達が色々作成しているのがわかる。でも大きさだけなら私も負けていないな。
ついでにmpd化してスマートフォンやタブレットから操作できるようにした。我が家の室温や換気、水道管凍結防止、照明のコントロールなどを引き受けている小型コンピュータにUSB-DACを増設して、この平面バッフルを鳴らすことにした。
昨年はロプノール監視装置だったコンピュータ |
鳴らしてびっくりである、こんなにうまく行くとは思わなかった。
透き通った高音、伸びの良い中音、壁の向こうに消えさってしまった低音。気軽に聴けるBGM的な音楽にぴったりである。しかし、やはりというか相当ソースを選んでしまうシステムになってしまった。クラッシックは全然ダメ、男性ボーカルもダメ、透き通った声の女性ボーカルのみが映えるという感じである。ということで、Uruばかり聴いている。