2017年4月6日

ゲンヤ~号2017

6年4ヶ月前に原野からやって来たゲンヤー号、足腰の弱い本州生まれの2WD車ながらも走行距離を4万Kmも重ねて10万Kmを突破した。あちこちにガタが来ており、ブレーキやデフの部品を新調しながら何とかここまで耐えてくれた。

先月4回目の車検を迎えたが、今回ばかりは検査を通過出来ないかも知れず、廃車もある程度覚悟していた。そして、意を決して車検整備に出してみると予想を大きく裏切り、部品交換無し、要修理箇所無し、ヘッドライトの光軸調整のみで車検は一発合格であった。おかげで費用は基本料金 + 調整費3000円だけであった。
無事合格
ここ暫く気温も上昇し、雪解けも進んですっかり春らしくなって来た。ゲンヤー号の周囲の雪もほとんど無くなり、これからの2年間も頑張るぞと、その凛々しい姿を朝日に見せるゲンヤー号であった。


庭に佇むゲンヤー号と朝日
しかし、現実には…。


身動きが取れないだけ…
タ、タイヤが…。
う、埋もれてる
雪が融けた所までは良かったのだが、一気に気温が上がったせいで融けた雪がものすごい勢いで庭に溢れてしまい、ゲンヤー号の足回りははあえなく泥庭に沈んでいったのであった。何とか自力で脱出を試みるも、更に泥沼状態になっただけであった。

牽引ロープを持って来て、この軽トラよりさらに小さい軽自動車で引っ張り上げてみると何とか田んぼのような泥状態から抜け出すことが出来た。危なかったな…。







もうドロドロのゲンヤー号である。

ゲンヤー号を引きずり出した跡
タイヤのあった所は深い泥沼状態
庭が乾くまで、まだ何日もかかりそうである。そして、乾いた頃には辺り一面に雑草が生い茂ることになる。毎年の事とは言え、なかなか慣れない。