2018年7月23日

親切な表示

先日、全面ガラス張りの建物内に用事があったので行ったときのことである。遠目に見ればなかなか透明感が押し出されており、良いデザインとは思わないけれど新しさだけは感じられた。

全面がガラスなので、そこに設置されている入り口もガラス戸なのでパッと見では入り口が分かりにくいのである。そこでこの建物では「入り口 こちらです」という案内が貼られているのである。

親切な表示
私は当然にように、この張り紙のあるドアの前に立ったのである。

すると、意に反して開いたのはその右側のドアであった…。

開くのはこっちのドア!
この貼紙の意図がさっぱり理解出来ない私であった。

なぜ左側に貼紙をするのであろうか?右側にだって貼れる余地はあるし、そちらの方が直感的に分かりやすいのではないだろうか?もし左に貼るのであれば、せめて「こちらです」と書かれた赤いラインは右側を指し示す矢印であるべきではないのか?

それとも、最近のユーザーインターフェースはこう言うのが流行っていて、私が時流に乗れていないだけなのか?

謎は深まるばかりであった。

2018年7月2日

高温多湿

梅雨の無い北海道、爽やかな季節の6月、眩しい太陽、心地よい風に吹かれて庭でバーベキュー…。

…だったはずの6月、あまり太陽の顔を見ることも無く、やたらと寒い日が続いたかと思ったら翌日には30℃を越えたり、さらに次の日はまた寒い日だったりと何だか無茶苦茶な天候だった。7月に入れば改善されるかと思いきや、初日から高温多湿で快適とは無縁な天候が続いている。
今朝の散歩道
今日も早朝から濃霧状態であり、途中からマシになったものの家を出る時には視界が20mくらいだったのである。すぐ先に熊がいても見えないような視界の悪さである。犬連れでなきゃ怖くて歩けないなとLop-Nurがちょっと頼り甲斐のある奴に見えてきたが、良く考えてみるとそうでは無いような気もする。

と言うのもこの冬、散歩中にほんの数十メートル先の道をキタキツネが横切ったときも気が付かなかったし、犬小屋の裏にはウサギの足跡が大量に残っていたりした。またあるときは、多少距離はあったもののLop-Nurの後ろをキツネが歩いていても全然気付かなかったりと、こいつより私の方が先に動物を発見することが少なからずあった。やっぱり頼り甲斐は無いのか…。

不順な天候が続いてはいるが、雑草の成長には何ら支障は無いようでグングン伸び続けている。さらにここ暫くの多湿状態のせいかどうかは知らないけれど、そこらじゅうにキノコが生えてきたのである。

ニョキニョキ
こっちもニョキニョキ
突然ニョキニョキ
犬のウンコかと思ったぞ
クローバーを押し退けニョキニョキ
全部で10種類くらいのキノコがあっちでニョキニョキ、こっちでニョキニョキと育っていたのである。いくつかは食べられる種類だとは思うけれど、生半可な知識で選別を試みる価値は恐らく無いであろう。得られるメリット、つまり食用種であることと、デメリット、つまり笑いが止まらなかったりやたらと綺麗な景色が見えたりなどという素敵な体験とを比べた場合、後者のポイントが高過ぎるのでここは大人しく無視を決め込むことにした。

あー、スカッと晴れてくれー!