2019年9月23日

林道爆走

今週、ラリー北海道が開催されていた。15年前、東京に住んでいた頃にWRCラリージャパンが十勝で開催されることになり、よせば良いのに仕事が終わってから深夜に東北道と青函フェリーで渡道し、ひたすら帯広まで走ったのを思い出すなぁ…。

ラリー北海道は、SSと呼ばれるスペシャルステージが山間部の林道を高速走行するグラベルコースであり、SSの合計は200Km程もある。ここを100Km/h近い速度で駆け抜けるのである。

これをニュースで知った私は、そんな林道を疾走するような僻地はどこなんだ?と何気なくコース案内を見てみると、なんと我が家の近所だった……。そっか、ここは僻地なのか…。

まあ近所を疾走するならちょいと見物にでも行ってみようと思い、前日にコースの下見をする私。翌朝5時に起きて、6時台スタートのSSまでウキウキしながら車を走らせるのであった。

私の車の横をかすめて走るラリーカー
ランサーか?
爆音だった
とてもおとなしい運転だった
この日は最初は曇っていただけだったが、山間部へ入った途端に霧が出始め、だんだんと濃くなっていった。しばらくすると、前のSSから移動して来た競技車が霧の中から順次現れ、反対側を走る私と間近ですれ違って行くのである。周囲に他の車の姿が見えないので、そのまま車を止めて写真を撮っていた。

SS手前の路上
しばらくしてSSの方へ戻って来ると、先程の競技車達がSSの手前数百mのところで集合していた。

ドライバーはヘルメットを脱いでおり、頭まですっぽりかぶるレーシングスーツ姿である。目鼻だけが出ているフルフェース状態なので、このまま銀行に行っても十分目的を達成出来そうな格好である。

強盗スタイルのドライバー達
まあ面白かったよ!

2019年9月6日

豊作 (4)

庭の豊作も一段落したと思ったら、もう秋のかほりが…。

ロプノールの散歩道も秋の実りが盛んである。昨年から気になっていて調べた結果、「オオウバユリ」という植物が今年もツヤツヤのその姿を現していた。初めて見た時は、なんでこんなところにピーマンがなっているんだろうと思っていた、それも実もたわわな状態で。
道端のピーマン
実もたわわ
そっくりさん
その他、名前も分からないような何かの植物の実がなっていたりするが、その中で特に目を引くアイツがいるのを発見したのであった。

それは、


標識に纏わりつく植物
さらに上へ上へと伸びる
てっぺんはこんな感じ
こんな感じでグングン成長していた。こいつの正体は、

ビール缶に描かれている…
アイツである
そう、野生のホップである。それも群生している…。こんなにたくさんあるのだが、つい先日まで全く気が付かなかったのである。

この写真のホップは幸いなことにスノーポールと呼ばれる積雪時に道路幅を示す道路標識の一種が身近にあって、これに纏わりついてグングン成長しているのだが、他のヤツはというとさらに他の植物に絡みついたり、果ては牧草のような「こんなものに掴まってどうする?」というのもいる。

さらに掴まるものが無かった残念な奴等は、そのままなす術もなく道路の表面をズズッズとだらしなく伸びているのである。

さて、このホップをどうしようか……?