ラリー北海道は、SSと呼ばれるスペシャルステージが山間部の林道を高速走行するグラベルコースであり、SSの合計は200Km程もある。ここを100Km/h近い速度で駆け抜けるのである。
これをニュースで知った私は、そんな林道を疾走するような僻地はどこなんだ?と何気なくコース案内を見てみると、なんと我が家の近所だった……。そっか、ここは僻地なのか…。
まあ近所を疾走するならちょいと見物にでも行ってみようと思い、前日にコースの下見をする私。翌朝5時に起きて、6時台スタートのSSまでウキウキしながら車を走らせるのであった。
私の車の横をかすめて走るラリーカー |
ランサーか? |
爆音だった |
とてもおとなしい運転だった |
この日は最初は曇っていただけだったが、山間部へ入った途端に霧が出始め、だんだんと濃くなっていった。しばらくすると、前のSSから移動して来た競技車が霧の中から順次現れ、反対側を走る私と間近ですれ違って行くのである。周囲に他の車の姿が見えないので、そのまま車を止めて写真を撮っていた。
SS手前の路上 |
しばらくしてSSの方へ戻って来ると、先程の競技車達がSSの手前数百mのところで集合していた。
ドライバーはヘルメットを脱いでおり、頭まですっぽりかぶるレーシングスーツ姿である。目鼻だけが出ているフルフェース状態なので、このまま銀行に行っても十分目的を達成出来そうな格好である。
強盗スタイルのドライバー達 |
まあ面白かったよ!