その後、地面の突起物や石コロに気を付けながら黄色スズメバチ君を使っていた。その設計上の問題点は許容出来ないものの、回転刃に草などの柔らかいもの以外が触れることが無ければとりあえずその問題は表面化しないのは事実なので、敷地内の「障害物」を除去する作戦(作戦なのか?)を地道に行うことにしたのである。
肩掛け式の刈払い機で草刈りをしているときは、多少の突起物や小石などは跳ね飛ばしてしまうことはあってもそれが機器に致命傷を与えることはなかったのあまり気にしていなかったが、今回の黄色スズメバチ君の損傷具合を考えると、突起物は取り除くに越したことはないと思い知らされたのである。
いざ突起物を探してみると、探すまでもなくあちらこちらにあった。
たとえば、
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ちょっと出っ張っている石? |
こんな感じで地面から顔をだしているコブシ大の石。
草刈り機には引っかからない程度の出っ張りだけど、何かの拍子に刈り刃に当たってまた修理をするのも不毛なので、頑張って除去することにしたのである。
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氷山の一角? |
石の周囲にスコップを入れても何かに当たるような手応えがあり、思ったより大きな石なのかと思いながら少し範囲を広げて掘り始めると、さらにスコップが当たる。さらに広げて……。
結局、このように見えていた部分の十数倍の岩が縦に埋まっていたのである。広角レンズなのであまり大きく写っていないが、実際の大きさはとても人力では持ち上がらない重量であった。
他にも大小様々な石(岩?)が埋まっていて、数日がかりで撤去したのである。
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露出部分はとても小さな石だったんだけど |
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掘り進めると岩であった |
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岩の周辺の石は取れたが… |
掘り起こさなければ良かったな……。