2011年12月28日

氷塊弾丸砂袋

2WDで極寒の冬を乗り切るため、ゲンヤー号の荷台後部には100Kgの砂袋を積んでいる。そのお蔭で昨年も乗り切れたし、今冬も大丈夫だと思う。ただ一点の問題を除けばである。
砂袋は一つで20Kgあり、袋に入っている。中身はもちろん砂なんだけど、問題はその状態である。ホームセンターで売られている砂は、セメントやコンクリートを練るための砂であり、綺麗に水洗いした状態で袋詰めされている。したがって、その砂は湿っているというか濡れた状態で袋に入っている。そして今は冬である。そう、砂が全部凍ってしまっており、夏の間は「砂袋」と呼べたが、今はカッチカッチに凍っており「岩の塊」とか「氷の塊」というべき姿になっている。それが全部で5袋。

普通に道路を走っている間は問題ない。信号や一時停止でも問題無い。登り坂でも問題無い。問題は、急停止の時である。

ブレーキを踏む → 車が止まる → 乗っている私も止まる → 荷台の上の砂袋は止まらない。

車が停止してから一瞬の間を置いて、後部からすごい音と共に荷台を滑べって来た「氷の塊」が運転席の後ろに激突する。最初に経験した時は、後ろからダンプカーに追突されたのかと思ったほどだ。



今年は、PPバンドというプラスチックのベルトと留具で砂袋を荷台に固定した。

安直な解決方法だと思われるが、今のところ無事に機能している。