お昼ご飯を食べ終り、小屋の横の壁を見ていた。幾種類かの塗り方を試みた昨年の壁塗りであったが、一部を除いて耐久性は合格だなと悦に入っていた。
高床式小屋 |
この小屋はどこかの家のアイデアをパクッて来たので高床式である。この茶色い柱が小屋の重量を支え、それを下のコンクリート製の束石(基礎石)が支えている構造である。基礎と柱はボルトで留められており、衝撃でずれないようになっている。
ふと足元を見ると、何だか見慣れないものが転がっていた。それは、四角いゴムの板であり、ちょうど基礎と柱の間に設置した防水ゴムシートにそっくりだ。と思ったら、本当にそのものであった。
ゴムシートを元に戻して撮影 |
そう、柱が基礎から浮き上がっているのである。2cm以上も隙間が出来ていて、ボルトが無ければもっと離れていたかも知れない。
基礎のコンクリート補強と牛舎跡のコンクリート床 |
この小屋の足の1本は、基礎ごと宙に浮いているのである。きっとこの強風のせいであろう。これ以上の風が吹いたら、全ての足が外れて飛んで行ってしまうのだろうか?
とにかく、小屋はまだ地上にいる。「離陸に失敗」してくれてありがとう。
残りの3本の足と基礎で耐えてくれ!