2012年3月27日

床が来た

色々な手違いが重なり、6月頃に搬入予定の床が突然到着した。それも吹雪の中を。
材木屋で床材を確保し、プロの厳重な管理の元で我が家の床貼り工事まで保管してもらう予定であった。そのために、私には珍しく早い時期から手配を始めたのだが、その方法に問題があったようで、床工事の予定日より遥か前のこんな日に到着したのであった。もちろん、配達の前に材木屋から連絡はあったが、それは「発送完了しました」というものであった。一体、私にどうしろと…。

搬入時には吹雪も収まり晴れ間も出て来たので、床を積んだ大型トラックは玄関脇まで来てくれた。そこまでは良いんだが、運搬をしてくれる人の手際があまりにも良すぎて写真を撮る隙さえ見せてくれなかったので、荷下ろしの写真が全く無い。

4m長の床材、600Kg




トラックはウイングボディーのカッコ良い車で、荷台の横がガバっと開いて、荷物の積み下ろしがとても簡単だった。わずか15分でトラックから家屋内まで600Kgの床材が運び込まれ、綺麗に並べられた。

届いた床材は、確かに私が注文した通りの物であったが、当初の心配通り想像していた物とはずいぶん異なる品質であった。色とか、肌触りとか…。

また、無垢材はバラツキがあると言われていたのである程度は覚悟していたが、バラバラ過ぎるぞ。まあ気にしないけど。

困ったことに、床工事はまだまだ先の話である。それまでにこれを湿度や温度が管理された風通しの良い場所に移して保管しなければならない。最大の問題は保管場所云々より、そもそも600Kgを私が運ぶのか?運べるのか?本当か?

解体工事中の室内は埃っぽい臭いから、森林浴のような木の香りでいっぱいになった。さすが無塗装の無垢材である。床材は邪魔で仕方無いが、労働環境は良くなった気がする。気がするだけだと思うが…。