今年もトウモロコシの収穫時期がやって来た。農家にとっては牛の食糧を確保する重要な行事である。
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巨大カッターで切る |
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3段重ねのカッター |
しかし、我が家にとっては高見の見物である。
なぜならば、
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運転席からの眺め |
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運転席からの眺め |
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巨大トラクターの屋根より高い運転席 |
本当に高い所から見ているからである。
ええ、春に乗せて頂いた業者さんのご厚意で、再び秋の収穫期にも乗せてもらいました。まあ、何度乗っても飽きないし眺めは抜群、なんと言ってもこの視線の高さで畑や農作物を見る機会なんて滅多にあるもんじゃ無い。我を忘れて長時間ドライブを楽しんでいました。
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粉砕されたトウモロコシ |
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拡大図 |
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さらに拡大 |
刈り取られたトウモロコシは、機械の中を通る間に粉砕され屋根の近くに設置された排出パイプを通って、隣を併走するトラクターが牽引する収穫カゴめがけて噴出する。
この作業を見るまで知らなかったんだが、トウモロコシ(
デントコーン:人間が食べても美味しくない)の実だけを牛の餌にするのでは無く、茎も葉も全て一緒に粉砕してサイレージ(発酵させた餌)にするそうだ。
クマは綺麗に実だけを食べていたが、牛は全部を余すところ無く食べるんだな…。私も食べてみたが、とても不味かった。
北海道に旅行で来ていた頃は、道端で売られているスイートコーンのイメージと広大なトウモロコシ畑が直結していたが、こうやって考えてみると北海道で目にするトウモロコシ畑の殆どが牛用のデントコーンであり、人間用のスイートコーンはあまり見る機会が無いということだ。
翌日、今度は我が家の目の前の畑の収穫が行われることになり、今度はさらに上から見物することになった。
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入口から入ってくる巨大機械 |
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デカイ |
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広大な畑も一気に刈り取る |
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長距離噴射 |
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我が家の庭が邪魔そう… |
すごい勢いで収穫が続いているが、これだけの量となると幾つかは苅り残しや機械からこぼれてしまうものもある。通常は野鳥や動物達の格好の餌になるのだが、今年は私達が目ざとく拾い集めたのである。冬場のリスの餌付けに使おうという魂胆である。でも、どう見てもトウモロコシ畑に侵入する泥棒にしか見えないけど…。
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とうもろこし泥棒 |
もちろん、畑の持ち主には了解済みだよん。