2013年6月25日

家具作り

なかなか捗らない家作りであるが、天井が完成したので次のステップへ進むことが出来たのである。

家具類には、食器棚やベッドのように家の完成後に搬入するものもあれば、照明器具やキッチンのように建築途中で作り付けなければならないものもある。これから作成する家具もその類である。

取り付け位置や材料のサイズを正確に計測した後、注意深く取り付けを行う。最も重要なのは水平を取ることであるのは言うまでも無い。ごくわずかな狂いでも、その使用感に大きな影響を与えるからである。緊張の一瞬である。
水平はOK
 まずは左右方向の水平を取る。

縦方向の水平も大丈夫
 続いて前後方向の水平を確認する。ほぼOKである。

緊張感漂う計測風景
取り付けたブツは床と完全に平行を保っていることが確認でき、張り詰めた緊張の糸がほぐれる。

次は試乗である。新たな緊張が作業現場に走る。設計に問題は無い、これを支える強度もしっかり計算済みである、取り付けも順調に進んだ。果して使用感はどうであろうか?ドキドキしながら試乗してみたのであった。


ぶら〜ん、ぶら〜ん、ぶら〜ん。


その名に恥じず、ブランコはぶらぶらと風を切り、作業現場に爽やかな空気の振動を伝えたのであった。

さて、次は壁でも作るか…。

日差し

気温はそれほど高く無いものの、天気の良い日は日差しがきつい。日陰を求めてビルの陰を歩く人、汗を拭きつつスクランブル交差点を渡る人、日傘を手放せない人…、などという暑苦しい風景を目にしなくなって久しい。その代わりという訳でも無いが、牛が木陰を求めて集まって来る。
 
黒い方が暑いのか?
そんな日差しをモノともせず、光合成でもしているかのように太陽を浴びているのもいる。

そんな中、遠くの奴と目があった。

呼びもしないのに近寄って来る。

さらに近寄って来る。



さらに近寄って来る。

こんな寄り道をしながら家作りに通っている私であった。なかなか家が完成しないのも無理は無い…、のか?