2019年1月21日

イヌ脚ソックス

ここしばらく気温の低い日が続いている。特に早朝の冷え切った地面に雪が残っていると、その雪がロプノールの肉球の間に挟まってしまうようで、痛がったり歩き辛そうだったりして不憫であった。

ここより寒い北欧だとか北極圏ではどうしているんだろうか?

調べてみると、どうやら犬の足にフィットするように作られた靴下のようなものがあるらしい。

靴下を履いて元気に飛び回るどこかの犬
そう言えば北極圏を単独横断したあの植村直己氏のお供をした犬達も、植村氏お手製の靴下を履いていた。

キビダンゴ無しでお供していたエスキモー犬
そんなことを考えながら先日買い物をしているときにふと目に入って来たのは、犬用の靴下、その名も「イヌ脚ソックス」であった。
4つで100円、すごいぞダイソー!
 このイヌ脚ソックスはちゃんと四足に合わせて4つ入りで犬の刺繍があしらわれ、ご丁寧に犬のイラストまで描かれたまさに専用品の雰囲気漂う物であった。もちろん迷うこと無く購入したのであった。

ロプノールの足に合うかな?履くのを嫌がるかな?気に入ってくれると良いな。

その後、待ちに待った気温の低い日がやって来て、散歩前に嬉々としてロプノールに履かせてみたのである。意外とロプノールは嫌がりはしなかったし何とか履かせることが出来た。そこまでは良かったのだが……、

一歩、二歩、散歩……

全部脱げてしまい、雪の上には脱げた靴下が点々と散逸していたのであった。

専用品ではなかったのか?イヌ脚ソックスの名折れじゃないか!どーしてくれるんだー!

と、ふとパッケージを見ると


椅子用だったのか……

「イヌ脚ソックス」では無く、「イス脚ソックス」であった。

確かに椅子も四足だわな……。

悔しいから一つ前の写真のように、パッケージの「イス」を「イヌ」に書き換えてやった。