2022年6月12日

ここ掘れ…、ワン?

 犬は穴を掘る。犬小屋の前に掘る。通路に掘る。庭の真ん中に掘る。人の通り道に掘る。

邪魔だからと穴を埋めてもまたすぐに掘る……。

 イヌ科の本能的習性で掘っているのは理解出来るが、庭の通路に穴を掘られると、うっかり躓いてしまうのでちょっと困る。

埋めてもまた別の場所に掘る。掘ってその穴を使うのであればまだ良いが、そのまま放置されることもある。

どうしたものか……。

そこでふと思い付いたのは、埋めてもすぐに掘り返されるのであれば、いっそのこと穴をさらに掘り進めてやればどうなるのだろう?

ロプノールの掘った穴をさらに広げた

犬が掘る穴は、「もっと掘りたいけど大変だから浅めで妥協している」のか、「この深さがちょうど良い」と思っているのか、それとも「特に何も考えていない」のだろうか?

まずは実験。

え?何これ?

中途半端な深さだねぇ

ちょっと浅かったのか?うまく入らない。

さらに掘り進んで、ロプノールを放り込む。

身体は入ったけど…


えっと…

もう、いいです。

身体はすっぽり入るものの、快適ではないようで穴からすぐに出てしまう。

数日間様子を見ていたが、このせっかく掘った穴を使おうとしないばかりか、また別の場所に改めて穴を掘ったロプノールであった。あーあ。

ものには限度というものがあることを誰か教えてやってくれ!

実験は成功とは言えなかったが、なんかすっきりしました、ははは。

 

2022年6月10日

冷蔵庫

 これまで使っていた冷蔵庫のサイズは約400リットルで、多少買いだめしても十分な収容サイズであった。機能も問題なく、ずっと故障知らずであまり不満も無く使って来たのである。

 ただ一点だけ不満があると言えば、それは冷凍庫の容積が少ないことであった。

400リットルの旧冷蔵庫
 

ネットや家電量販店などで最近の冷蔵庫を見ると、なにやら使いもしない機能満載であったり、他社との差別化のためだけに搭載された感が満点の機能やデザインばかりであって、あまり購買意欲を駆り立てるようなものでは無い。

とは言いながらも、ここ最近はコロナ禍のせいもあり一度に買う食材の量が増えたので、もう少し大きな冷凍室が欲しくなってしまったのである。ただ前述のように魅力的な冷蔵庫はなかなか見付けられず、買い替えをすべきかどうか考え倦ねていた。

まあ考えてばかりいても何も解決しないので、重い腰を上げて家電量販店へ出向いて片っ端から製品を見比べてみた。どれもこれも大差無かったのだが、私の要求するものと売れ筋と呼ばれる最新の冷蔵庫との求める方向に大きなズレがあることが分かったのは大きな収穫であった。

そのズレとは……。

最近の冷蔵庫は幅が60-65cmのものが主流で、600リットル程度になるとその幅が68-70cmになる。

幅が狭すぎである。

その代わりに容積確保のために奥行きが70cm以上もある。

深すぎである。

私の欲しい冷蔵庫は容積が500〜600リットル、横幅は80cm以上、奥行きは50cm程度、冷凍室が200リットルである。機能としては、野菜室は不要、自動製氷機能は要らない、パーシャルなんとかチルドなんとかは無意味、という最近のトレンドを真っ向から否定するものである。

もはや「ズレ」なんてものでは無い……。

冷蔵庫の奥行きは深過ぎると、奥に食材が隠れがちでありドアを開けた時の視認性に難点がある。さらに食材が迷子になって後日変わり果てた姿で発見される確率が高まるのである。

冷蔵庫の横幅は広くても全然問題無く、まあ広ければ広いほど使い勝手が良い。業務用だと180cm幅の物まで売られていることからも明らかである。

ドアは両開きのいわゆるフレンチドアが良いと思う。しかしながら、このドアは横幅が80cm以上無いと非常に使い難いため、その欠点ばかりが目立つ結果となる。

これらを満たす冷蔵庫は数は少ないものの幾つかは見つけることが出来た。

(1) 全ての要求を満たす冷蔵庫

 
(2) 潔い設計の冷蔵庫


(3) サイズがぴったり   
(3) 中のレイアウトも合格

(1)の冷蔵庫が最有力候補であったが、さすがに大き過ぎた。(2)はデザイン、サイズ共に合格であり、左側全部が冷凍室、右側全てが冷蔵室という潔い設計に心を奪われたが、使い勝手の点で見送ることになった。結局、(3)の冷蔵庫を買ったのである。

全幅830mm、高さ1825mm、庫内の奥行き510mm、全ての点で合格であった。冷凍庫に至っては容量こそ180リットルと少し小さいものの、中が6つの引き出しに分かれていて使いやすく、製氷室も製氷モードをオフにすれば普通に冷凍室として使用出来る。

我が家のキッチンにジャストフィット

実際にキッチンに運び入れ使い始めたが、予想通りに使い勝手はよろしい。奥行きの狭さはかなりポイントが高く、横幅はもう少しあっても良かったと思えるほどである。横幅70cm以下の狭い冷蔵庫を買っていれば間違いなく後悔したであろうと実感出来る大きさである。

まあ見た目が業務用冷蔵庫っぽいのが何とも……。

あと、最近の冷蔵庫だけあって消費電力は以前のものの80%程度なのは流石である。お陰で先月の電気料金は過去最低を記録したよ!

2022年4月20日

黒猫ホイホイ

 長かった冬が終わったかと思う間もなく、景色は白銀の世界から真緑の絨毯へと変化している。気温もぐんぐん上昇し風も心地よいのである。しかしながら、地面はというとまだ凍っている部分が残っている。

地面全体が凍っていれば何の問題も無いが、気温の上昇と共に地表から15cm程度だけが融けているので溶融水分が地下に浸透せず、まあ敷地内の多くの部分はグチャグチャという表現がぴったりな状態なのは毎年のこと。

地面下の氷柱
  ゴミ収集車のドライバなどは、車重が大きいせいもあり運転には慎重で、このような路面はうまく回避もしくは近寄らずに仕事を完遂するのだが、一部の郵便車や宅配業者はその限りではないのである。

私はこのような人のために、道の途中に通行止め用の障害物を置いて注意喚起を行っている。殆どのドライバはこのサインを理解し、そこで車を止めてそこから玄関まで歩いて配達してくれる。

もちろん、自分自身が通れないと困るのでギリギリの幅を残して障害物を設置している。

先日、チャイムが鳴ったので出てみると黒い猫の宅配業者であった。そして玄関前にはその大きな車がいたのである。

 あらら、あのギリギリの隙間を通って来たのか……。

私は「地面が泥濘んでいるので気を付けて下さいね」というと、そのドライバは「大丈夫っすよ、馴れてますから、ははは」と言って去って行った、……はずであった。

 しばらくしても車が帰った様子もなく、ロプノールは吠え続け、車の大きなエンジン音がずっと続いているのであった。そして、改めて玄関を開けるとそこには黒い猫のドライバが困り果てていた。

全然「大丈夫っすよ」じゃないじゃん!

ここでスタックしていた

 
こんな深い溝を残して…

タイヤから泥を落としながら去って行った

 黒猫がやって来て、このトラップに捕らわれる。うむ、黒猫ホイホイだよな…。

エサはAmazon……。エサなのか??

 

2022年1月29日

イヌ脚ソックス再び

 さて、前回あまり用をなさなかったイヌ脚ソックスであったが、なんとかうまい具合に脚にフィットするソックスを探し出すことが出来たのである。

ボクの脚にぴったりサイズだよん

連日の寒さのせいで、散歩の時に雪や細かい氷が足裏に付着して歩き辛そうだったけど、今回のソックスはまずまず足にフィットしており、良い感じ。

やはりイヌの模様がいいね

 

履かせるときにロプノールは嫌がりはしないものの、そうかと言って嬉しい訳でも無い。そりゃそうだよな……。

まあ、このソックスを履いた時は足裏に雪も絡まらないけど、それがこのソックスのお陰だと気付いているんだろうか?足裏の不快感とソックスの効用……、因果関係が理解できるのか???


2022年1月8日

サンピラー

 今季は雪が少ないなと思いながらふと外へ目をやると、そこには綺麗なサンピラーが出ていた。

庭の端っこから見える

太陽自体は雲の中だな

積雪の少ない畑の向こうに見える

別の場所から

 低温の中でスマホで撮影しているので、肉眼で見えている景色とは随分違うものが写っている。特に夕刻などの光量が不足しがちな状況だと特に顕著である。

と、自分の撮影技術を棚に上げるのであった……。棚の上には随分溜まって……。

 

 

2022年1月1日

謹賀新年2022

 今年も天候に恵まれ、初日の出を見ることが出来ました。

初日が顔を覗かせて

地面と雲の間から顔を出しました

 天気予報では晴れであったけれど、空を見ると薄曇りの気配が漂っていた。しかし、日の出の時刻になると地平と雲の間がぽっかりと開き、初日の出を拝むことができました。

 この冬は例年より気温が低いようで、元旦には最低気温が-18.8℃でかなり冷え込んでいる。

ただ、風も無く凛とした空気が辺りを包んでいて、寒さも忘れ清々しい新年の朝であった。 


今年もまた特別なお酒で……

 年賀状をやめて2年目。

出さないことに一抹の違和感を憶えながらも、やがてこれが普段になっていくのだという思いと同時に愁眉を開く自分がいることに気付く。

元旦のお酒、今年はアイラウイスキー。

初めて出会ったのは、丸の内の会社で働いていた頃に、内神田までちょっと足を伸ばした所にあった英国風ショットバーと名乗りながらも中身がアイリッシュバーというお店であった。ウイスキーメニューの中に「アイラ」というのがあり、それを頼んでみるとそれまで飲んだことが無いような強烈な香りみ包まれたなんとも言えない存在感の塊のようなものであった。

 アイラ島の中にあるウイスキー醸造所で作られるウイスキーの総称らしいが、それぞれ個性が際立つものばかりである。

その中でもBowmore、Laphroaigがお気に入りです。

 

今年もよろしくお願い致します。