北海道と言えば、一昔前は木彫りの熊が有名であった。どこの家にももれなくあるということは決してないが、見れば「ああ、北海道のお土産だな」と認識できる程度の知名度はある。
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大きな木を |
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彫っていくと |
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あと一息で |
木彫りの熊が…、出来る訳では無いが家の柱を切り取ることが出来た。
柱によっては、家の重要部分を支えている可能性があり、下手に撤去すると家が倒壊するというスリルを味わえる。もちろん、さほど重要では無い柱を撤去すると、広い空間を得ることが出来る。どちらになるかは、それは切ってからのお楽しみである。(
そうなのか?)
この柱は、結構微妙な位置に立っており、何かを支えていると言えば支えているようであり、何も荷重がかかっていないと思えばそう見える、という非常にギャンブル度の高い柱であった。
叩いてみると、低い音程の振動がある。低ければ低い程、上からの荷重を支えている可能性が高い。しかし、この柱はやはり判断に迷うような、中程度の音程であった。中途半端過ぎるというものだ。
意を決して切り取り作業を開始してみた。もう後戻りは出来ない。電動鋸の歯が食い込む。
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最後の数ミリ |
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上下分離 |
見事に、柱の上と下が分離され、なおかつ家が倒壊しなかった。う〜む、やってみるもんだな…。
と書けば、最初からうまく行ったように聞こえるが、実は…。
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柱を |
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切っている最中に |
柱を切っている最中に、上からの荷重で切口が下がって来て、ノコギリの歯がはさまって抜けなくなってしまったのである。押しても引いてもビクともしない。まるで家に踏まれたかのような重さであった。
この失敗を生かして、2本目は「熊の木彫り作戦」で行くことにしたのであった。
みんなも柱を切るときは、樹木を切るときのようにクサビ形に切り込みを入れて切るといいよ。
しばらく登場していない藁の塊であるが、ちゃんと整列して倉庫で待っていてくれる。しかし、その周りは「夏撒き小麦」状態であった。このまま育つと、どうなるんだろう????
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夏撒き小麦と藁塊 |